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「小麦に、触るなっ!!!!!」 「え?!コタ?!」 あたる先輩の肩を後ろから掴むコタ。 「いつからいたの?!」 まさか私の言葉聞こえてないよね?! 「あぁ?!今だよ、今!お前が朝練だから早めに学校来て正解だったぜ。この変態!」 「・・・・・。心外だな。君より変態な気はないけどね。この、アニオタヤンキー!」 「あんだとぉ?!」 あたる先輩の胸ぐらを力いっぱい掴み、思いきり上に上げる。 「すぐ暴力に訴える。単細胞のアホが。君に小麦ちゃんは勿体無いよ」 「ちょっと!先輩離して!コタ!」 「うっせぇ!小麦は黙ってろ!」
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