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「・・・・・・コタ・・・・・・」 ふざけないでよ!! 一瞬でも喜んだ私がバカみたいじゃない!!! 私はコタの耳をぎゅっと掴んだ。 「いて!!何すんだ!こむ・・・・・・ぎ・・・・・・」 「あんたって最低!!!ばかああああああ!!!アミリーの録画全部消すからね先輩と喧嘩したら!!!!!」 そう大声で言い残し、私は部室を後にした。 「なんであいつあんな怒ってるんだ・・・・・・?」 呆然としてあたる先輩の胸ぐらから手を離したコタを、あたる先輩は乱れた制服を整えながら言った。 「君は本当に小麦ちゃんの気持ちに気付いてないの?」
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