七分の二日

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「うーん…」 レボの半分寝ぼけた声。 今日も良い天気だ。 いつものように小鳥の鳴き声で起きて、 兄と普段通りの平凡で幸せな一日を送る… はずだった。 しかし、現実は違った。 やけに静かだ。 いつも横で寝ている兄の姿がない。 村からの声もなく、 いつもはうるさいとまで感じる小鳥の鳴き声さえしない。 窓からこぼれるオレンジの太陽の光もない。 おかしい。 レボは明らかに異変を感じた。
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