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レボは八百屋に向かった。
兄に夕食の野菜を買ってきてほしいと頼まれたから。
「おばちゃーん!野菜ちょーだい!」
「おや、レボ。1人で買い物かい?」
八百屋のおばちゃんは少し太っている。
八百屋なのに肉ばっかり食べているようだ。
「そーだよ!にーちゃんに頼まれたんだ!」
「そーかいそーかい。レボはお兄ちゃん想いだね!
そんな偉いレボにはサービスだ!」
と言って買った野菜の他に
大きなアメ玉をくれた。
「わー!ありがとおばちゃん!」
レボは目を輝かせてお礼を言った。
スキップしながら帰って行くレボの後ろ姿を
おばちゃんは見守っていた。
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