第1章

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駅に着くと、宿の人が優しく出迎えてくれた。 どこへ行っても、 地震の痛々しさなど感じさせず、 みんな優しくって、辛抱強く生きている。 厳しい自然に負けない不屈の精神…… そして、この誇り高き人たち…… きっと絶対に立ち直る事が出来ると信じている。 そして…… 私たち夫婦もこの土地に暮らす人々のように、 芯が張った生活になればいい。 そんな思いだった。
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