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もなか「さて、仕事だ……。行くぞ新人」
らて「はい」
私は有刺鉄線を腰に戻し、もなか先輩は腰の刀を揺らしながら歩き出した。
らて「もなか先輩の武器は刀ですか」
もなか「あぁ……。私の愛刀は翅斬羽々姫、という魔剣だ」
らて「……はねきりはばき……?魔剣……?」
もなか「魔剣だ。能力は後でわかる」
私たちは或る古い建物にたどり着いた。古い建物というよりは廃墟に近いだろう。だが、その窓には明かりが灯されており、何者かがいるのは明白だ。
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