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もなか先輩の刀は、私には見えなかった。だけど、血肉の内側まで凍てつく刃を華麗に操り、一瞬にして男達を切り伏せていたのは新人の私にも理解できた。
私は十八番の縛術を使い、男達を有刺鉄線で縛り上げてから、安堵の息を吐いた。
もなか「任務完了だ」
らて「終わりましたね」
後は男達をふろまーじゅ隊長を通してアマテラス社長の元に連行するだけだ。
もなか「……帰るぞ、新人、……否、らて」
らて「はい。……もなか先輩」
私はこうして『バトルシスターズ』としての初任務を終えた。
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