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イベントのペア決め。
この学校の生徒なら誰と組んでもいいらしい…
山田は特に相手を誰にしようとか考えてはいなかった。
イベント当日までにペアを決めなくてはいけない…
「…めんどくさ…まぁ、誰でもいいけど…」
最悪当日にあぶれてる子に声をかければ良いとぼんやりしていた。
教室のドアのところからクラスメートが山田を呼ぶ声。
「山田ー!生徒会の人が呼んでるぞー!」
「…あ?生徒会?…ったく…めんどくせーな…今行く!」
ガタンと席を立つと教室のドアの方へと歩いて行く…呼んだ本人はニコニコして俺を見ていた。
「…生徒会長?生徒会の手伝いですか?」
「いえ、生徒会の手伝いは、しばらく大丈夫ですよ?実はあなたのペアを組む相手について相談なんですが…?」
あ、嫌な…予感…
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