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「ああ、そうそう、鈴谷のパートナーは俺になったからな。」
山田が俺にそう告げる。
「…は？」
全くなんのことだかわからない。
「今度のイベントのことだよ。お前の行動監視も兼ねてらしい…ちょっと（クイズが）面倒だがな…よろしくな？パートナーさん？」
山田は口の端をあげて微笑む。
微笑むって言うよりニヤリとほくそ笑むのがあってる気がするが…
「そんな面倒なこと俺が出るわけ無いだろ？！その日は俺学校来ねーからな！」
「おや、それは残念。」
少しも残念そうな声じゃない…
山田も本当は俺がサボるからホッとしているのかも…？
…なんだかわからないが、胸がチクリと痛んだ。
ふふ、安心してください…当日、家まで迎えに行きますよ…
山田は声に出さずにただ微笑んでいた。
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