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音がしたのでその方向を見るとそこには黒髪でショートヘアで小柄の女性がいた。
「(うわぁ、凄い美人さんだ)」
その女性は教室の中に入ると手にもっていたものを教卓に置き。
「皆、席について」
周りで話をしていたクラスメートたちは話をするのをやめて席に着いた。
「今日からこのクラスの担当になったモリー・ブランです。皆、これからよろしく」
やっぱり、モリー先生ってとっても美人さんだ。モリー先生に見惚れていると
「君」
「は、はい」
声かけられた。俺は心の中で驚いていると
「出席確認が終わったら荷物を取り行くのを手伝って欲しい」
「あっ、はい、分かりました」
「ありがとう」
モリー先生は感謝の言葉を言いながら、俺の方を見て微笑んだ。
「(今、俺に向かって笑ってくれた。とっても素敵だなぁ…)」
「じゃあ、今から出席をとるよ」
モリー先生は名簿を開いて、名前を呼び始めた。
「皆、今から好きなことをしてて。東矢、行こう」
「は、はい」
モリー先生と俺は教室から出た。職員室に向かってる途中
「東矢ちょっといい?」
「はい、何でしょうか」
モリー先生は立ち止まり俺に近づいた。
「(なな、何だ!)」
「じー」
「モリー先生、一体何を」
「ぎゅー」
モリー先生は突然、俺に抱きついてきた。いきなり抱きつかれたので俺の頭の中は軽いパニックになっている。
「…暖かい」
「えっ」
一体何を言ってるんだ、モリー先生は…俺に抱きついてるモリー先生は俺の頭に手をのっけて
「ナデナデ」
「ちょっと!」
俺はモリー先生から勢いよく離れた。凄いドキドキした。
「モリー先生、いきなり何してるんですか」
「えっと、ハグと頭ナデナデ」
「いや、そういう事を聞いてるんじゃなくて、どうして、そんな事をしたんですか?」
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