始まりの始まり

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ボクの人生はあっけなく終わってしまったらしいのだった。 死ぬ前の話しからすれば良いのだろうけど覚えているのは、 ・カゲオと呼ばれていたこと ・誰かに殺されたこと そして、 ・誰かに殺されたにもかかわらず死ぬ前に安堵感があったこと の3つだった。 まぁ、はっきり覚えている夢のような感じだったし、死神の鈴木さんによると、死ぬ前の記憶を持っていること自体が稀らしく3つも覚えていることに驚いていた。つまり、死んだらしいっていうのは生きていた?というのがわからないからだ。 それじゃあ、ボクが死んでからの話をしよう。
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