775人が本棚に入れています
本棚に追加
「七美、体調が悪いようなら無理に同行しなくってもいいからね」
桜海姫が七美をいたわる。
「大丈夫です!七美は元気一杯ですから」
弾けるような笑顔を桜海姫にむける。
せっかくの外出を心待ちにしているのは、桜海姫だけではない。
「桜姫様。町には新しい色々な食べ物があるみたいですよ」
まさに色気より食い気。
「ふふふっ。あまり食べ過ぎないようにね」
桜海姫から笑顔がこぼれた。
二人でにこやかに笑いながら、用意を進めるのであった。
最初のコメントを投稿しよう!