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こんな静けさほど気持ちの悪いものはない。
それはお互いにだ。
どちらかが破らなければならない、この静寂。
もう、覚悟を決めるしかないのだ、
それは今さらだけど・・・。
「それで?」
切り出したのは私だった。
妙に冷たかったかもしれない。
妹は私を頼ってきたのだ。
そうだとしたら、私のまず最初のひと言は
あまりにも優しさを欠いていたかもしれない。
だけど、
その時の私にはそういうつもりはなく、
ただ、緊張からくる目一杯の言葉なのであった。
その証拠に、喉は乾き切っていたもの。
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