第3章

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「お尋ねの件ですがーー 至極簡単なことにございます 吉乃様は この岐阜城がーー 岐阜城の立つ美濃がお好きにございますか?」 「まあ!そのようなことにございますか ーーええ、このお城も、美濃の土地も好きにございます」 奇妙丸様はにこっと笑った 「安堵いたしました」 「どうしてそのようなことをお聞きになりたかったのですか?」
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