第3章

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「織田信長が嫡男 奇妙丸にございますーー 父上様より 本日から吉乃様がわたしの教育係として 京の文化を教えてくださると聞いております なにとぞ よろしくお願いいたします」 奇妙丸様は丁寧に挨拶をしてくれた 身分も家も失ったわたしにーー
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