第6章

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城主様に 上座を譲ろうとしたら 構わぬといわれた 目の前にドスンと座ると、 「今朝の甚五郎の件 そなたに伝えたのがよかったことか、いまだに 俺はわからぬ」 「いえ、ありがたきことにございます わたしごときの願いのために 六角家に忍をはなち 城内の様子を探らせていたのでしょう ほんとうに なんと感謝申し上げたらよいのか…」
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