第6章

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「な なんと! 織田は 六角と対立するつもりはないから わたしを厄介払いなさるおつもりか? ーーわたしは なんのために 城主様に… 夫を失った身でありながら なんのために  この身を遊女のごとく おとしめたのか… ーーひどいっ!」 もう 甚五郎が助かる道が閉ざされてしまったーーーと 自分の命など どうでもよい と  パンッ 目の前の男を平手打ちした
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