第6章
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「俺が飲ませたのだから そのように 謝らなくてもよいーー …だが、二度とあのようなこと 口に出すではない」 ーーあのようなこと? でもわたしには記憶がなくて…? 「何をいわれておるかわからぬのか?」 「ーーはい 情けないことに 記憶がなくて…」
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