第9章

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そして わたしの腹の前で ろうそくが止まった 視線が止まった わたしは 冷汗が流れる この腹の子の存在が露呈する前に 織田と六角の関係に なんらかの進展があり 甚五郎が我が腕に戻ってきて それから 妹の嫁ぎ先である三崎家に身を寄せている家臣らと合流することを願っていた
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