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「まっ魔女め!!一体何をした!?」
「まさか…また全ての記憶を!?」
「今回は私に関する記憶だけだ」
街の人たちの表情が分かれた。
怒りに震える者、恐怖と絶望で動けない者、武器を置いて逃げようとする者。
たくさんの目が、私を見つめる。
ああ、気持ち悪い。
倒れた男に近づいた女を刈る。
私がこんなにおぞましい目を向けられても殺さずにいられるのは、青年のお陰だろう。
気持ち悪くて吐き気がする。
それにしても、久々に魔喰を使っているせいか、魔力消費がきつい。
早く終わらせないと。
その時、遠くから爆音が響き、地が揺れた。
「結界が攻撃された!?」
しかも魔法で。
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