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「殺す」
「ふえええ!?
すみません調子に乗りましたぁ!!」
頭を床すれすれまで下げて謝る。
「それで、ミャーちゃんはいったい何を報告に来たの?」
「ルーダ様!」
ルーダと呼ばれた女性はメガネを指で上げながら微笑んだ。
「びっくりしますよ~!
実は…!!!!」
「ランファ様の居場所を発見いたしました!!!」
「まっまじで!?
ランファって、あのランファか!!」
「はい!!あのランファ様です!
戦姫、時の魔女などなどの異名をもつ、人間界最強のガーディネ・ランファ様です!!!」
「う、うおおおおおおお」
「とりあえず、二人とも落ち着いて」
揃えたかのように深呼吸を始めた二人。
「ミャーちゃん、場所は?」
「は、はい!!
ヤーサ国のアルデゥという街の近くです!」
ビシッと敬礼し、はっきりと答える。
「魔王様…いかがされますか?」
「もちろん、俺様直々に会いに行ってやるぜ。
魔女様に。」
「いってらっしゃいませ、魔王様ぁ」
「お気をつけて」
ミャーとルーダは呆れ顔で主人を見送った。
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