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タイムリミットまであと一時間になった。
俺は亜輝のことも心配だったが、それ以上に凌駕のことも心配で気が気じゃなかった。
この場所はひどく寒い。身体の具合は悪くなる一方で座っているのも辛く、身も心も折れそうだった。
「あと一時間か。ただ待ってるのも飽きたな」
うろうろと歩き回っていた久保が俺の前まで来るとナイフであごをすくう。
「少し遊ぼうか」
そう言ってズボンのファスナーを下ろしたとき、何をしようとしているのかわかって吐き気がした。
「ふざけんな」
一発ぶん殴ってやりたいくらいだったが手は縛られ蹴り飛ばす気力もない。
「しゃぶれよ」
ナイフを向けられたまま、すでに勃起した久保のモノを口に押しつけられる。
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