きっかけ。

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恵「暇だなあ~ なにか、面白そうなゲームどっかにないのかぁ~?」 夏休みが始まって最初の日、恵(ケイ)は暇を持て余し通販でゲームを探していた。 蛍「え?…またゲームを買うの?」 恵「あぁ、最近ゲームが簡単すぎて全クリしたら何もやることないからつまらなくなって飽きるし~ 世界観に引き込まれる感じのやつ…ってか珍しそうなゲームを今探してるんだよ。」 恵「だってそんなやつって楽しいだろ?」 蛍「今の恵にはもうそんなのないと思うけどね~。」 恵が探し始めて30分。 恵「お!?…これいいかも?」 蛍「え!?まさか…希望に叶ったゲームを見つけたの?」 恵「あぁ、名前が珍しいから…たぶんなー」 恵は画面に写っているゲームを蛍に見せながら言った。 蛍「どれ?」 恵「これこれ…どうだ?このなにか引かれるこのゲームの題名!」 ----------- ゲーム名 "異世界" ゲーム説明 なし。 ソフト価格 9990円 [2割引中] 残り1個 ----------- 蛍「ふーん。確かにゲームにしては珍しい名前ね。…それにしてもソフトの値段が高いね…。」 恵「ゲーム説明がないのがちょっと不安だが。よし、これで完了っと!!」 恵はそのゲームを衝動買いしたらしく画面には購入済みの文字がうつっている。
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