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「絶対に教えない!」
そう言って、カーテンに包まり隠れた。
すると柳田くんは「ケチィ!」とだけ言って、またリフティングを始めてしまった。
私はしまったと思って窓の外を見ても、もう柳田くんはボールに夢中だった。
私はせっかく柳田くんと仲良くなれるチャンスを、潰してしまった。
どうして。
恥ずかしくて、上手く話す事が出来ない。
他のバカ男子ならなんでも言えるのに。
由衣ちゃんに気持ちを気がつかれたくなくて、思わず自分の気持ちに嘘を付いているから、なにより柳田くんと話しにくい。
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