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私達はそれから、柳田くんの事を色々と話し合う仲になった。
柳田くんはどんな女子が好きなのかとか、実は別のクラスの子が好きなのかとか、話題は尽きない。
私達の声がおおきすぎて柳田くんに聞こえないかと、私達は小さな声でカーテンに包まって話した。
私が恋を恋だと自覚出来たのは、由衣ちゃんのおかげだった。
私は恋という幸せな、フワフワした毎日と、テストや友達、違う学年の子の面倒という面倒くさい事を続けながら、何気なく日々を過ごしていた。
そして、日課の図書室通いも。
その日も、私は図書室で勉強をしていた。
由衣ちゃんは塾で勉強しているけれど、私は塾が嫌いで学校で勉強していた。
でも、ついでに本も読んでいた。図書室は私にとっては最高の場所だった。
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