告白

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「理彩、どこに行きたい?」 「どこにも行きたくない」 「何で?」 「だって、……こんな酷い顔」 泣きすぎて目が腫れているはず。 「じゃあ、俺んち来る?」 「えっ!?」 いきなり!? 「じゃあ、理彩んち?」 「……」 そっか、どこにも行きたくないって言ったら家しかないんだ。 「理彩?」 「蕾斗さんの家に行きたい」 「OK」 走りだした車内で、ずっとどきどきが止まらない。 でも今のこの状況って、ほんとなのかな。 すべてが夢で、覚めちゃうとか…… ほんとは“遊び”とか…… 蕾斗さんと想いが通じあったなんて夢みたいで、考えれば考えるほどマイナスのことばかり。 ほんとに清算したの?
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