告白

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「理彩、好きだ」 「らい、とさん」 また涙が溢れてきた。 「返事は?」 「あたし……も、好きです」 「マジ?」 目を見開いて驚く蕾斗さんを見上げながら、コクンと頷く。 蕾斗さんはまた、あたしをぎゅっと抱き締めた。 あたしも、蕾斗さんの背中に腕を回してしがみつくように抱きついた。 「理彩、車に乗ってくれるか?」 「……はい」 抱き締める腕の力を緩めて、そのままあたしを助手席へと導いた。 そして運転席に乗り込んできた蕾斗さんが、思い付いたように口を開いた。 「そうだ、一つ訂正しとく」 「訂正?」
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