恐怖の花いちもんめ③

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佐々木先輩「あとは相互占いの件だな。 内訳は真・狼・狼だと思っているから 残りのイッキは真ではなく、狼と睨んでいる」 むむむっ。佐々木先輩はかなり饒舌に 弁明している事から、白(市民)は 確定と見える。 しかし、これでは私の立場が危うい。 霊媒ロラされて追放の目もある。 何とか矛先を変えねばならぬ。 「俺が思うに羽岡君が怪しいなぁ。 真霊媒師でもないのに、俺と同じ結果を 順番に関係なく正確に言えるのはおかしい。 羽岡君が霊媒騙りの人狼ではないですか?」 羽岡君「近藤先輩。それは僕も同じ事が 言えますよ。人狼ならば僕の後に言えば 騙りを確定出来るではないですか。 僕が人狼なら霊媒騙りを確定させて 有利な状況を作り出しますね。 占い師COの3人からヒント無しを 作る為に、占い師は泳がせておいた のではないですか?」 ぬぬぬ…羽岡君もなかなか弁がたつ。 そう簡単には折れぬ相手だけに今回は難しい。 しかもこの状況では羽岡君を 追放するにはかなり危うい状況だ。
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