第1章

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うおっ、ビックリした。 なんだ、うちの秘書の山崎さんか。 いや、言い忘れてたけど、俺株買い漁ってるから、幾つかの会社の株主やってんだよね。 ※高校生でも株は買えます。詳しくはググって下さい。 今乗ってるエレベーターのビルも、俺が株主やってる会社の持ってるビル。 けど、今日は日曜日だから休みのはずなんだけど、なんで山崎さんがいるんだ…? 「…」ジー (¬_¬) …あ、そうだ。はやく押さないと。 一応、ルール通りの流れではあるので、 1階を押してみる。 ブォン おわっ!上に上がってってる!? 回数表示も、今6階になった。 故障かな?後で直すように指示しとかないと… 暫くして、10階につく。 まあ、まさかドアが開いたら異世界なんて事は… うん?疲れてるのかな俺?? 何故か、ファンタジーよろしくグリフォンやらが真っ青な空を飛んでたり、馬がウサギを喰ってたりしてるように見えるんだが…? よし、もう一度別の階を押してから、出直してこよう…オワッ!? 不意に、後ろから舌打ちと同時に、背中を強く押される。 この手の感触は…山崎さん!? 「山崎さん!?何して…」 あれ?エレベーターが消えた? 触っても、何もない…? 「…痛い。」 頬をつねったら、痛みがあった。 って事は、これは現実だよな!? 「…Oh,my God!Please return the my money!!(ああ、私の神よ!どうか私のお金を返して下さい!!)」 ウワァァァァァァァァ!本当に異世界に来ちまったよ!! 今まで稼いだお金どうしてくれんだよ!めちゃくちゃ苦労して稼いだんだぞ!? ってか、俺どうやってこの世界で暮らせば良いんだよ…? ギンッキンッカンカンカン ブオゥゴウッ …これは、金属音? それから、なにかが燃える音と熱風…? 「神の敵よ!今日こそ滅ぼしてくれます!!」 「ハハッ!たかが神の犬如きに私が殺せるのなら、殺してみて欲しいねぇ!!」 …よくアニメとかで見る、天使と悪魔の格好をした二人が、剣と剣をぶつけ合わせてる? いや、ここが異世界なら、あれは本物の可能性もあるのか…? バッ 「「そこにいるのは誰(です)(だ)!!」」 あ、天使と悪魔が白い光の玉と黒い光の玉をこっちにむかって撃ってきた… 速い!?避けられねぇぞ!!?? 俺異世界来てから早くもオワタ\(^o^)/
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