学校を征服するデス! #2

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そして、朝… 悟は、睡眠不足で眠い目を擦りながら朝食を作り、制服を着ると玄関で靴を履く。 「いってらっしゃいデス!」 「行ってきます! くれぐれも外にでるんじゃないぞ!」 「あっ!忘れ物デス!」 「なんだよ?」 ニーナに呼び止められ立ち止まる悟の手を掴みニーナは、悟の頬に唇を近づける。 「いってらっしゃいのキスデス!」 「ふざけんな!」 「ムギュデプゥ!?」 悟は、アイアンクローでもするかの様に顔を押さえつけ、回避する。 ニーナは、壁に押さえつけられたかの様な変顔で、ジタバタと暴れる。 「う~!? プハァ!!! 悟のいけずぅ!! もういいデス! さっさといけデス!」 ニーナはまるでハエを払うように手を振ると後ろを向いてしまった。 「あぁ!いってくる!」 怒りながらさっさと学校へ向かう悟。 そんな悟が行ったのを確認した後、ニーナはニヤリと笑い、ガサガサとクローゼットをあさりだす。 「たしか~ここら辺に…クックックッ…あったデス!」 ニーナはクローゼットから手提げの紙袋を取り出し、中身をみながらニヤニヤと笑っている。 一体中身をなんなのだろうか…
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