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「違うもなにも…何を勘違いしているデス?」
「むしろお主はいつから目を覚ましていたのじゃ…」
神が口をぽかーんと開けながら問いかけてきた。
「つ…ついさっき…
痰に効くのじゃ…
って所からかな?
だからそちらの方はお医者さんかな?…と…」
〝痰に効く?〟
二人は考える。
〝痰に効く…
痰に効く…
大魔王サ…タンに聞くのじゃ…
ハッ!?〟
神と二ーナは顔を見合わせると同時に呆れた顔で悟に突っ込んだ。
「サタンじゃ…
サタン
魔力の影響で頭がおかしくなったのかのう…」
「あなたに悟の事を言われたく無いデスが…
悟まで、中途半端な所で起きたデスね。
簡単に言うとお父様に会いに行くと言う話をしていたデス!」
「えっ…そうなの?」
「はぁ~」
「はぁ~」
真顔で驚く悟に二人はどっと疲れた顔でため息をつく。
「うっわぁ…俺真顔でいっちまったよ…恥ずかしい!
まさかサタンの事だったとは……って!?
サタンに会いに行くの!?」
事情をキャッチ出来た悟は、顔面蒼白な顔で聞き直す。
「デスよ…
そこでお父様から魔力制御の仕方を学ぶのデスっ。」
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