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「あなたは馬鹿デスか?
魂が繋がると言う事は、魔力も繋がっているデスよ?
悪魔が魔力の枯渇した状態はどういう状態かわかるデスよね?」
「あ……。」
「そうだぞ?ルーシ。
それにどんな状況であれ、愛が無いと指輪は成長しない。
なら、あのお父様が娘の抹殺を頼むわけがないじゃないか。」
「そうね。
それと気持ちが悪いわ。ボンボンから変態に降格ね。」
「そんな……。ミーナたん。」
ガクッと頭を垂らし真っ白になるルーシ。
どうやら、ファ家とミーナの事となるとおかしくなる様だ。
「ほえぇぇぇ…」
そのまま放心状態で腰から崩れ落ちると口から魂を出しながらどこか遠い方を見つめていた。
「ルーシ…」
「静かになったのデスから、そのままにしとくデス…」
皆が満場一致で賛成すると悟達は話を進める。
「どうする?」
「他に方法が無い以上どうすることも出来ないデスね…」
「むこうが覚醒しカオスを産み出すまでまだ時間があるわ。
まず榊悟に魔力をコントロール出来るようになってもらい、出来ればレベル3にシフトするの。
ついでにルシファにも強くなってもらうわ。あなた達の指導には私が付くから、ルシファには、チャン。あなたが指導しなさい。」
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