サタンに謁見!?知らされた大事件デス… #2

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「キュピッ!?………デスッ!」 〝あ…絞め落とした。〟 ニーナは、ぐったりとし、口から泡を吹く。 「気絶しちゃって。 可愛いんだから。 思い出すわぁ。あの時のお父さんと一緒ね。」 〝いや……絞め落としたんだから。 てか、挨拶がてらにチョークスリーパーて……こわっ!〟 と、悟は内心ふるえあがる。 「王妃様。おっ!お久しゅうございます。」 「あらっ。ファさん所のボンボンじゃない。 よく連れてきたわっ!」 と、ルーシの頭を撫でる。 「ハッ!お褒めにあずかり光栄のきわ……ぐっ!げっ!?」 ドーンと言う激しい音と共にルーシが爆発した。 「ふふっ。 これが伝説の膨気爆!!」 「ルーシィー!!!」 「ホェー……」 と、歯抜け状態で膝をつくルーシ。 どうやら生きてはいる様だ。 「お母様!」 「お母様? 誰が誰のお母様かなぁー?」 「ひっ!?」 病んだような瞳を悟に向け、ゆらりと揺れながら近づいてくるお母様。 「や……やめっ?! アーッ!!」 この後、悟も爆発した事は言うまでも無い。 「で? 何故今頃になって帰ってきたのかな? バカ娘共。」 と、ため息をつきながら椅子に座り、悟達は、床に正座。 〝これはヤバイ…〟
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