第1章 水難の相

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「…今日の人凄かったね」 「あぁ…」 「あの親方に負けず劣らずの頑固さだったもんな~」 「プライドもってる証拠だろ?…」 ウチの親方の頑固さはオレの知るなかではNo.1の人。 そんな人になりたくていやっ越えたくて日々精進してるオレの名は只野勝。 「…じゃお疲れ~」 「おう!…」 今日も色々あったが一段落しペルの餌を手に帰っていたら変な占い師に出会った。 「…そこの人」 「えっオレ!?」 「お座りなさい …占ってしんぜよう」 「いいよ オレ 占いとか信じねぇし…」 「いいから座れ!」 「・・・」 「…あんたには水難の相が出てる!」 「水難!?…」 「貴方っ 近いうちに大事なモノを失うと出てるぞ」 「・・・」 「気をつけなされ」 「なんじゃそりゃ~…」 訳の分からない事にモヤモヤしてたら家の近くでサイレンの音がなり人の群れが出来ていた… 「何!?」 「人がまだ中に!?…」 「オーチャン?」 「ちょっと君!」 「あの中にはオーチャンが居るんです!」 「火が回ってる 危ないから下がって!」 「離して下さい オーチャン~…」 【ワンワン♪】 「ペル! …オーチャンはどこだ?」 (「…貴方は近いうちに大事なモノを失う」) 「…まさか オーチャン~」
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