【メアリー・スーより根が深いもの】

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先進国中、若者の自己肯定感が最も低く、夏目漱石の「こゝろ」と太宰治の「人間失格」が二大ロングセラーだという不思議ちゃんの国、クールジャパン(現国の教科書の影響かもしれませんが)。 10代の1~2人は鬱傾向か鬱傾向になる可能性が高い、というデータもあるそうで世界にも類を見ない潜在的自殺者大国かもしれません。 確かに、昔から「自己肯定感が低くコミュニケーションが苦手な主人公」を書いた小説は昔から無数にあります。 大抵は孤独と苦悩のうちに悲劇的な結末を迎える…というのがザ・王道・オブ・「現代人の不安と病的心理を描いた名作」。
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