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昭和世代にとっては、「マンガ」「アニメ」とは「純粋に子どものもの」つまり「いつかは卒業してしまうもの」でした。
少なくとも、私の少し前の「新人類」と言われた世代でさえ「大学生がマンガを読んでいる」ことは恥ずかしいことだったはずです。
(ちなみに多分その前の世代は『ギター弾くのは不良』『ジーンズ履くのは不良』と言われてたはずですから大人の言うことを十中八九聞いても仕方ない、とも思うんですが)
いつの間にか、「幾つになってもアニメやゲームを卒業しなくてもいい」時代になってしまいました。
そのことの是非についてはここでは議論しません。
ただ、「作り手がメッセージを込めて手を抜かずに作った良質の物」で大人も子どもも楽しんでいるのならいいんですが、
「子どもが飛びつくように作られた子どものための“商品”」に無批判で親子ともども振り回される状態、というのは私は少し疑問に思います。
本題からかなりずれてしまったので、話を元に戻します。
といっても私の思い出話になりますが。
「アニメやマンガを卒業したっていうかそれどころじゃねえ!!」状態だった私の若い頃、社会現象になっていた(らしい)のが、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」でした。
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