5人が本棚に入れています
本棚に追加
さて、小説とは、基本「人の生きる姿」を書くことです(擬人化含め)。
「私小説」に近いものであれ「作者の願望」に近いものであれ、生きてる人間を描かないことには始まりません。
私は今、「幕末にタイムスリップした中学生の話」を書いています。内容はファンタジーですが「死」は恐怖や苦痛を伴うもの、重いものとして描いています。(今のところまだ誰も死んでませんが)
幕末タイムスリップ物って、だいたい時代・歴史カテに新着流すと思うんですが、「幕末タイムスリップ物」でジャンル成立しそうなほど作品が多いです(輪をかけて増やしてやったぜイエーイ)。
で、(エブだけじゃありませんが)ざっと流し見して、割と多い設定がこんな感じです。
「現代の女子高生が幕末にタイムスリップ(または転生スリップ)。
現代では生きる意味がわからず、いつ死んでもいいと思っていた主人公だが、新撰組もしくは尊皇攘夷派の人々に助けられ、皆に必要とされ、居場所を見つける。
ほとんどの場合作者の好きな幕末志士(沖田総司、斎藤一、高杉晋作etc)と恋仲になる」
現代でも「生」の実感が稀薄で執着もしない主人公が、病気や争乱や飢えであっさり人が死ぬような時代を生き抜くのはかなり大変だと思うんですが…
最初のコメントを投稿しよう!