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朱く染まり
駆け出す オマエは
熱を帯びた 鋼のようだ
どの命よりも
輝きを内包し
それでいて
柔軟で
次の変化を 試みている
厳つい夕焼けに 挑む
ﾚｼﾞｽﾀﾝｽ さながら 抗う
あの空の 裏の
宇宙のどこかに
太陽の影を 創造せよ
その
無尽蔵の煌めきで
炎上し
燦燦と噴き上げ
森羅万象の源の
閃きとなれ
蔓延る境界線を
断ち
あらゆる反骨の
骨組みの歪みを
正せ
万物の
一切を焦がし
その
瓦礫の山に
芽吹いた命だけを
募り
砂塵が
吹き抜けるが如く
大地を
駆け抜けてゆけ
空は 空っぽだ
創造しても
落とすばかりで
結実はしない
望めるものなど
なにもない
すべてが
その足元から始まる
大地をめがけ
降るだろう
オマエはそれらを
必ずや平らげ
膨大なエネルギーを
手に
夕映えの中
誰よりも
解き放たれ
無限に実り
永遠に光り
輝き給え
レジスタンスよ
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