4月前半

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と呼びかける宗介の声で起きる。どうやら眠っていたようだ慌てて見渡すと帰る準備をしている所だった。やばっ…!と思い慌てて準備をする。 すると宗介が 「大丈夫か?無理だけはするなよ?」と気を使ってくれる。私は大丈夫だよっ!と元気良く答え宗介を引っ張りながら水泳部に向かう。プールサイドに入ると凛はもう来ていた。わたし達に気付いて手を振ってくれる。 「ひっさしぶりだよな!お前らが揃ってくるなんて。生徒会の仕事が終わったんだな」と言われ、もちろん!と答えるそれと、今日はタイムでも測る?と聞くと凛は「そうだな。お前も来たことだしやるか」と言ってくれた。 私は制服のまま慌ただしくストップウォッチとバインダーペンを用意する。ようやくメドレーリレーのメンバーが決めれる。凛が決めやすくなるはずだと信じ着々と準備を終わらせる。ある程度終わったところで凛に呼ばれた。 凛の元へ行くと 「早くジャージに着替えろ馬鹿」 と言われた少しむすっとしながらロッカー室に向かった。 鮫柄のジャージに着替え凛の元へ行く。 凛が全部員を招集する。凛を挟んで宗介がいる。私が不在の間は宗介と凛が引っ張ってくれてた。
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