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それから四年がたった
少女の郁琉とその執事…恵はあれから親戚のクライアント・ジュネス叔母様の屋敷で暮らしていた
ジュネス叔母様は人形状態の彼女を見て悲しんだがあれから四年
彼女は徐々に笑顔を取り戻した
しかし彼女は男嫌いになってしまった
恵以外の男には警戒心を表す
彼女は比較的明るい性格な為一件何も内容に思う
しかし恵だけはわかっていた
彼女は夜1人泣いている
そしてたまに何も移さないような瞳をすることも………
恵は何もできない自分が悔しくなる
そして彼女は恵以外の絶対的存在を作らなくなった
信頼…そして好意を感じると距離を取る
恵以外絶対心の領域には踏み込めない
大切な人を失い。家を失った絶望
そしてそれを壊した人への憎しみ
恵はそんな彼女を救ってやりたかった…
しかし恵は彼女にとって一番近い存在だからこそ思う
小さい背中で背負う物が大き過ぎるから
そこに触れてしまうと彼女は壊れてしまうんじゃないか…
あの人形状態の彼女を知っているからこそ
せっかく取り戻した笑顔を壊したくなかった。
恵はいつも泣いてる彼女の啜り泣く声を耳に悔しい表情で下唇を噛む
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