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「そして食事の後はうちに連れ込みたいところですけど、今日は『蔵』でみっちり勉強ですよ。
今度のテストはちゃんと良い点数を取って、堂々とご両親にご挨拶をしたいので」
「はい!」
強く頷いて先斗町に向かい歩き出した。
初めての顔見世に、驚きの事件と、人の愛憎に成長。
たった一日で様々なものに遭遇し色んな意味で胸を熱くさせた、
それは忘れられない冬の夕暮れだった。
第一章『歌舞伎美人(かぶきびと)』
TheEND
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