第1章

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本当の気持ちは担任の先生に助言してほしい… だけど… こういう状況ってチクったら後が怖いってパターンよね(~_~;) 目だちめ女子も男子も…口にはしないけど→先生にチクったらヤバイってのは感覚的にわかる… だけどつらいよね(泣)… バス停から本屋に寄った。本のにおいって落ち着く~(^_^)夕方の店内は特にざわめいててレジには行列が出来、2台稼働してるけど行列はたえない。 取り寄せ以外に欲しい携帯小説があり2冊手にしきびすを返すと携帯小説をたくさん持って並べようとしてた店員さんとぶつかり…どちらの本もバサバサと床に落ちた。 『すみません(焦)』 『良いんですよ、店内は夕方でごった返してますから、狭いですよね』 『そうですよね…違う…私のせいで売り物の本が!』『紙に梱包してあるからチェックして並べたら問題たいですから』 『はーっそれを聞いて安心しました』 手を伸ばし梱包してある携帯小説を拾って…店員さんも同時だったらしく手が触れた。 『ハンドクリーム』 『えっ』 『お客さんも手があれてますから』 『ありがとうございます』ありがたくハンドクリームを塗り店員さんに返す。 『けどなんでハンドクリーム?』 『本屋って紙を扱うから手が年中カサカサで書店のエプロンのポケットに入れてるんですよ』 『あぁ本屋でも手がカサカサになるんだ』 『たまには紙で手を切るからカットバンも欠かせませんよ』 笑ってそう言い、梱包してある携帯小説を棚に置いて私が買うはずの携帯小説を拾って渡してくださった。 手あれ←笑われる事はあってもハンドクリームは初めてだった!(感謝) 【手あれ】って掃除だけじゃないんだ…と私は知った。そして感謝するこの気持ちを覚えておきたくて同じハンドクリームをスーパーで買った。 冷やかされながらしたトイレ掃除の事は少し忘れていられた。
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