第1章

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吉井美和(15歳)1月生まれなんでまだ15歳の秋、県立S高校1年生。 『いたいた!便利屋さん!彼氏と買い物の約束してて待ち合わせもうすぐなんだ~(^_^;)ほらバスの時間あるしぃ…お願いっ!掃除代わってくんないかな?』 クラスの目立ちめの女子が両手を合わせにこにこ笑顔で…教科書をカバンに入れてた私に言う。 …便利屋さん?私の名前は吉井美和…便利屋さんなんて(悲)。 『私…』 『何か用事あるの?あたし急ぐんだけど』 『わかった』 『お願いね!ちなみに1年が使うトイレだから』 そう言ってヨロシクね~の合図のように…手をあげて教室を出てく目立ちめの女子。 見たいテレビあったのに(泣)… 猫のご飯お母さんあげてるかなぁ…(~_~;) 部活…また遅れる(~_~;)
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