渋柿
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たわわにオレンヂ色に 実りをつけた 忘れられた 甘味 鳥さえ見向きもせず 何時までも 風に吹かれて 艶めく 毎日手入れして 衰えを止めて 研きかけているのに 見向きもされない 一人佇む私 涙ひとすじ
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