第1章

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隼人の家までタクシーを使った。 さっきみたいに知り合いに話しかけられたら面倒だしね。 「お客様、着きましたよ。」 隼人の家の前でタクシーが止まった。 「ありがとう、支払いはカードで。」 パパから大学の入学祝いに貰ったゴールドのクレジットカードは希美の愛用品。 支払いが終わって希美は、隼人の家に入る。 「合鍵があるって便利だよね。」 独り言を言いながら隼人の家のドアノブを掴む。 「あれ?開いている…」 希美が家に入ると知らない女の子が居た。 「貴女誰?ここは隼人の家なんだけど。」 希美が聞くと女の子が振り返った。
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