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同じ部署の赤根くんと日高くん、そして同期で親友の須藤紅美(クミ)と私。
赤根くんは年齢的には二つ年上だけど、中途採用で入社した為、会社では同期になる。
彼の狙いはどーみても紅美で、BARに来てからは、もっぱら私と日高くんはほったらかしで紅美の気ばかり引いていた。
そんな中、余り者である私と日高くん。
普段からそんなに話す方でもない私達。
会話は否応なく仕事の事。
地味に途切れる会話を紛らわせる為、いつもよりアルコールの量が増えていた。
ちなみに日高くんは、二歳年下の二年後輩。
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