異世界デビュー

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浮遊感に驚き一瞬目を閉じてしまった、次に目を開けると視界には海、森、街いろんなものが視界にはいった。 「───って、今落ちてるじゃん!!」 それも物凄い高い位置から、減速せずに落ちたら死ぬだろう高さから。 落ち着こう。さっきからなんか知らない知識が思い浮かぶ、これを使えばいいのかな………。 「《反転》」 それを唱えるとさっきまでの浮遊感はなくなり、地に足ついてる感覚が戻った。 今やったのは唱えた通り、自分を空から地へ反転させて着地した。 「よしよし、上出来上出来。にしても知識によると、使いやすい優遇された能力だねー」 反転の能力は指定もできるし、自分だけに使えるわけでもないし。 「キャーーーーーーーー!!!」 能力について考えていたら、森の奥から悲鳴が聞こえてきた。 そしてふと思った、助けに行けば、この世界のことを教えてもらえるかもしれないな……よし行こう。 と言っても今の僕の力じゃ、向かってる間に死んでそうなので、たくさんもらってるであろう能力の二つ目を使います。 「《超越》」 僕は光の速さ、圧倒的な破壊力、カリスマ的戦闘技術、破壊できないほどの防御、それらをコントロールする力を思い浮かべて能力を使った。 《超越》は思い浮かべたことを超える力、だから僕は今思い浮かべたものを超える力を自分につけた。
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