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「まぁ、向こうに行ってもすぐ死ぬから基本スペックと能力はサービスするよ」
「はい、お願いします。ところで僕がそっちの世界でやらないといけないこととかってないんですか?」
魔王倒せだとかあったらはっきり言ってやりたくないね、魔王みたいな存在を倒すということは殺すということだから、僕は関わりのない人の味方に罪を背負ってまでなるのは嫌だね。
「あぁ……そこは心配しなくていいよ、暇つぶし内容は決めてないから君のしたいことをすればいい」
「そうですか………ところ今更なんですけど貴方は今書類作業やってるので暇つぶしはいらないんじゃ?」
多分僕が起きる前から書類作業してるし、暇なんてあるのだろうか。
「これかい?これ位すぐ終わっちゃうからね、書類作業も何か問題ないとしないから基本暇なんだ。神々は昔から直接世界関与できないようになってるから暇つぶしのしようがほとんどないんだ」
何重にも積み重なった書類が数個あるのにこれがすぐ終わるとは神はやはり人間とは性能が違うのか……。
「わかりました、魔法世界に行くのはいつ行けば?」
「うん、もう送るよ。力は渡し終わってるからね、じゃまたいつか
」
神がそういうと僕は突然浮遊感に襲われた。
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