10月21日 ヤンブラ

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あぁ、兄さん。 どうやったら僕だけを見てくれるの? 僕はこんなにも兄さんのことを思っているのに。 兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん ねぇ、僕だけのものになってよ。 兄さんが欲しくて堪らないんだ。 あぁ、兄さんが僕に笑いかけてくれた。 心配してくれた。 兄さんは僕に幸せを与えてくれた。 それだけで僕は何だって出来る。 大好きだよ、兄さん。 ミリアの奴、兄さんの血を飲めるなんて羨ましい… 僕も吸血鬼だったらなぁ。 最近、兄さんが構ってくれない。 嫌われちゃったのかな? 嫌だ、そんなの僕は認めない。 兄さんを誑かしたのは誰? 赦さない。 僕から兄さんを奪うなんて赦さない。 だって兄さんは、僕のものになるんだから。 兄さん、待ってて。 邪魔者を直ぐに消して、二人で幸せに暮らそうよ。 兄さんの為なら、何だってする。 だから、 僕を 捨テナイデ。
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