Moon Rising

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「おいガキ、ケガ無ぇか?」 「う、うん、大丈夫……お兄ちゃん、ヴァラミアの…?」 「あぁ、ヴァラミア隊員、猫城黒兎だ ここは危ない、家まで送ってあ……」 少年は目を輝かせ、青年、黒兎を見つめていた。 「格好良い~~~~!!!」 「お、おいガキ静かにしn「ねぇねぇ!武器よく見せて!!! その手に持ってるの!!!よく見たい!!!」……っ」 「あの群を一瞬でやっつける何てすごい!!! 技見せて!!!格好良い技!!!」 少年は、青年の力で空を翔ぶまで、 そのマシンガントークを止めることはなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…………おかしい」 少年を村へと送った後、黒兎は森林部へと戻っていた。 ザッ…… 「こちら"Weanimals"任務目標地点にて 武獣に襲われている少年を救出。 長めに調査しようと思うので、 予定帰投時刻より過ぎると思われる」 「本部、了解」 ザッ………… 「この辺りはつい最近まで武獣は居なかったはずだ…… まったく、嫌な予感しかしないぜ」 ヴァラミア本部へ報告をし、 黒兎は森林部の奥地へと向かった。
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